昨日ご紹介した「王祥」の右側の彫刻は「曽参」。
この本の右側の「曽参」と非常によく似ています。「王祥」と同様、彫刻のほうが若くて青年という感じ。
倭漢廿四孝「曽参」と「王祥」(早稲田大学図書館蔵)
「早稲田大学図書館古典籍総合データベース」よりリンク画像
山で薪を取ってくるのも重労働だとは思うのですが、「体温で氷を解かす王祥」と比べると身体の張り方に差がありますねー。曽参の話は薪取りがポイントではなく、「離れた場所にいる母親と心が通じ合う」という点なのだから命がけなことをする必要はないですね。