14人目の孝子も昨日と同様、親子の対面シーンです。
昨日の孝子はきちんとした服装で旅の荷物をたくさん持ってきましたが、こちらの孝子は動きやすそうな服。薪を運んできたようです。ということは、この孝子の名は・・・。
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ARC古典籍ポータルデータベースより
曽参ですね。
曽参
兗州(とうしゅう)の人也 孔子の弟子曽子なり 遠き山に芝かりてゐける 母ゆびをけがせしかば むねさはぎければ曽参いそぎしばをかつぎかへりける これ孝行のこころがけふかきゆへ 少しけかも しるるなりとぞ
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け、けが???
「曽参の留守中に来客があり、母親は指を噛んで曽参の早い帰宅を祈った」はずが、なぜか「母親が指を怪我した」ことになってます。胸騒ぎを感じた曽参が薪をかついで山から飛んで帰ってきたら、母親が「指にトゲが刺さっちゃった。見て見て♬」とアピールしているシーンということになってしまうのでしょうか。