2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
左の脇障子は王祥。 大きなお魚ゲット。 でも寒そう・・・。 親孝行も立派ですが、やはり中国の切手の王祥のように防寒対策・釣り具を準備万端の上、御身大切にしてほしいものです。 まあ、この図が社寺彫刻にエントリーされることはないでしょうけれど・・…
祖霊社、右側の脇障子。階段の前に男性が一人。これはだあれ。 帽子がうさぎみたい。 神社で見ていた時は気づきませんでしたが、画像を見ていたら、脇障子の右側に木の札がありました。 うすくて分かりにくいのですが、文字が見えます。 書かれているのは「…
伊豆の真鶴半島に鎮座する貴船神社。右の大きな建物が現在のご本殿。 彫刻があるのは奥の祖霊社。旧ご本殿らしいです。 小ぶりの狛犬ですね。脇障子に二十四孝の彫刻がありました。 ちなみに京都の貴船神社とは関係ないようです。
最後は「唐夫人」。あちこちの彫刻でいくら見ても気持ち悪さは薄れない・・・。 説明も省略。 さて、今回の4つの彫刻に登場したのは「楊香」「丁蘭の妻」「姜詩の妻」「唐夫人」。なぜか女性ばかりです。男性は影が薄いですね。 メジャーな「楊香」「唐夫人…
3番目は「姜詩」。これも昨日の「丁蘭」同様、水を汲んでいるのは姜詩本人ではなく姜詩の奥さんでしょうね。 水を汲む奥さん。泉には大きな魚が二匹。 家の奥にいるのは姜詩の母親。お嫁さんにちゃんと感謝しているのかしら。
左から二番目は「丁蘭」ですね。「丁蘭」の彫刻だけど「丁蘭」は不在という。棒を持って木像を叩こうとしている男性は隣人の張叔さんで、それを止めようとしているのは丁蘭の奥さん。丁蘭はいません。 ほぼほぼ、この挿絵と同じ構図ですね。 岡田玉山の絵本…
左から見ていきます。まずは楊香。父親を守るためにトラに立ち向かう勇気ある楊香ちゃん。 二人は薪を集めに来たんですね。お父さんは腰の紐に鎌を挟んでいます。これでトラと戦う気は全くなかったようです。
東京都練馬区高野台の長命寺。 奥のほうに御影堂があります。 御影堂の扉に4面、二十四孝の彫刻があります。 左から「楊香」「丁蘭」「姜詩」「唐夫人」です。明日からひとつずつご紹介します。