二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

上田市妙見寺・23 陸績

袁術のおうちを訪問して、出された橘の実を袂に入れて持ち帰ろうとした陸績。中央の人物が袁術ですね。 袂からこぼれ落ちた実を見た袁術にとがめられ、母親に食べさせたかったから持ち帰ろうとしたことを説明しているところ。 橘の実が床に転がっているはず…

上田市妙見寺・22 楊香

猛獣トラから父を守る楊香。 トラに立ち向かった楊香を見習った子がいないことを切に願うばかり。

上田市妙見寺・21 黄山谷

残り4点は竜の描かれた円の周囲にある四隅にあります。数学の図形問題で面積を求めよ、と言われがちな場所。 親の身の回りの世話をかいがいしくする孝行息子の黄山谷。右の女性の腰あたりにある白くて丸いものは火災報知器でしょうね。 右にいる女性は奥さ…

上田市妙見寺・20 丁蘭

幼少時に生き別れたまま親孝行できずにこの世を去った親のために、丁蘭は木像を作って日々供養していました。 母親が生きているようにつかえた、とのことなので食事を運んだりせっせと話しかけたりしたんでしょうね。奥さんは冷ややかな表情に見えます。

上田市妙見寺・19 董永

父親の葬式代返済のために一生懸命働く董永のために、天から織姫がやってきて美しい布を織り、借金返済してくれました。 織姫は手に機織りの小道具を持っているのではないかと思いますがよくわかりません。 董永のこのポーズは感謝を表しているんでしょうか…

上田市妙見寺・18 孟宗

雪の中、タケノコを探しに行く孟宗。 見づらいですがタケノコは3本あるようです。

上田市妙見寺・17 王祥

体温で池だか河だかの氷を溶かし鯉を捕まえて義母に捧げた王祥。 両親の前で踊ってた老莱子と比べると、王祥は身体張ってますね。 ナイスタイミングで水の中から顔を出した鯉。いじわる継母がサカナのほかに焼き鳥も好きで、食べさせようと思ったら鳥が6-70…

上田市妙見寺・16 老莱子

男性が「父上母上、ただいま帰りました」と家に駆けこむシーンかな、と思って「二十四孝でそんな人いたっけ?」と悩みました。老莱子が踊っている場面だと気づくのにちょっと時間がかかりました。 老莱子は庭先にいるんでしょうかね。服も特別派手じゃないし…

上田市妙見寺・15 黄香

父親の寝る布団を仰いで涼しくしておく黄香。貧しくて召使を雇えないので黄香が世話をしている、というところが親孝行らしいです。 童子に手を引かれてベッドに向かう老父。童子が小さすぎて支えになってないような。 冬には父親が寝る前に黄香が布団に入っ…

上田市妙見寺・14 曾参

山へ薪を取りに行き、胸騒ぎがして家に急いで帰ってきた孝行息子の曾参。 山で採ってきた薪の束が曾参のトレードマーク。庭先に放り投げて家に駆けこむ図もありますが、この絵ではちゃんと戸口まで運んでますね。

上田市妙見寺・13 閔損

継子の閔損をいじめた継母。閔損の父親がそれに気づいて継母と子供二人(父親と継母との子)を追い出したところ。二人の間に座って仲裁している親孝行な閔損。 閔損は継母と義弟二人が路頭に迷うのは気の毒に思ったんですね。いい子ですね。

上田市妙見寺・12 漢文帝

老いた母親に自ら食事や薬を運ぶ皇帝、漢文帝。 母親の顔が不明瞭なので拡大して明瞭度を上げたりして修正してみましたが、やはりちょっとわかりにくいですね。 後ろの赤い服の人は漢文帝の奥さんかな。 「昼夜衣冠を解きたまはず」、ビシッと決めた服装で母…

上田市妙見寺・11 大舜

象と鳥と少年。この絵は大舜。 彫刻では地面を踏んでいる象の図が多かったですが、この絵の象たちは牙で器用に耕しています。 心強い協力者がいて、大舜は鍬を持つ手をしばし休めて一息ついてます。

上田市妙見寺・10 張孝兄弟

張孝(兄)と張礼(弟)のお話。飢饉のとき、弟の張礼は山で賊に襲われ食べられそうになりました。兄の張礼は「私のほうが太っているから私を食べなさい」と、弟を救うために自分の命を賊に差し出しました。 兄弟愛に感動してお米など渡して二人を解放した盗…

上田市妙見寺・9 朱壽昌

何十年も生き別れになっていた母親との再会を果たした朱壽昌。 朱壽昌が7つの時に別れたらしいので多少はお互いに顔を覚えてる・・・かなあ?? 息子が立派になって会いにきてくれてお母さんも幸せ。

上田市妙見寺・8 王ほう

雷が轟いたので生前雷嫌いだった母親のお墓に駆け付けて母の霊を安心させようとする孝行息子、王ほう。 電がピンポイントで母親の墓を狙っているようです。 こんなところにいたら王ほう自身が雷に打たれてしまいそうです。

上田市妙見寺・7 郭巨

老母と夫婦二人、幼児が一人。その生活が苦しいのでわが子を庭先に埋めてしまおうとした郭巨。幼子よりも老いた母親を優先したので親孝行だそうです。「子供はまた授かるから」という論理はよくわからないけれど、地面から黄金の釜を掘り当てるシーンはわか…

上田市妙見寺・6 ゆ黔婁

父親の病気平癒を星に祈る孝行息子、ゆ黔婁。 左上に星があります。北斗七星にしては並び方がヘン。柄杓の形になってない。

上田市妙見寺・5 えん子

本物の鹿と間違われ、犬を連れた猟師たちに狩られそうになったえん子。 わかりづらいですが、鹿の毛皮を身にまとっています。さらにわかりづらいですが猟師の射た矢を返そうと、左手で持って差し出しているようです。当たらなくてよかったね。 高齢で目を悪…

上田市妙見寺・4 呉猛

眠る父親のそばで上半身の肌を露出して蚊を自分におびき寄せる孝行息子の呉猛。 左手を父親の頭の脇について、右手で扇を仰いで風を送っているようですね。

上田市妙見寺・3 唐夫人

唐夫人。硬いものが食べられなくなった姑に乳を飲ませる。こんな親孝行はイヤ~。

上田市妙見寺・2 蔡順

盗賊団の前で地面に座る男性。蔡順ですね。 身ぐるみはがされると思いきや、逆に盗賊から肉や米を貰った蔡順。蔡順の前には籠が二つ。桑の実を自分用には固い実、母親用には熟して甘い実、と分けて収穫していたことに盗賊は感動しました。桑の実は「赤は未熟…

上田市妙見寺・1 姜詩

老母と息子夫婦。息子が母親に渡そうとしているのはお水かな。泉のほとりでしゃがむ妻の前には魚が二匹、早く捕まえて食べてと言わんばかりに寄ってきています。魚は母親の好物です。水を汲む桶もありますね。 もともと泉は家の前にはなく、妻は姑のために遠…

上田市 妙見寺

長野県上田市の妙見寺。鳴龍で有名なお寺です。お寺の名前も鳴龍山妙見寺。 天井画の龍の下で手を叩くと、ビイイイイイインと響きます。でも離れたところにいる人には普通に「パン、パン」という音しか聞こえないのが不思議。 龍の周囲には二十四孝の絵が描…