二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

これは誰でしょう

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・24 これは誰でしょう(完)

最後はこの方です。 鹿の皮をかぶって矢を持っている人。これは間違えませんね。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより 剡子迦夷国の人 二親に孝をつくす 鹿のかはをかふり鹿の乳をとりて親のねがひをかなへんとす 孝行の道 天につうじ かりうどのきたり…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・23 これは誰でしょう

いよいよ終盤です。23人目はこちら。 そこな少年。君はなんでこんな危険地帯に入り込んでしまったのか。何の用があったのか。 果樹園の地図記号みたいなのが3つ。ということでもちろんこの少年は・・・。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより 陸績呉の…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・22 これは誰でしょう

22番目も兄弟です。こちらは3人。 大木を見上げる三人兄弟。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより これは間違えにくい孝子ですね。田眞・田廣・田慶の田眞兄弟です。 田真田廣田慶三人兄弟なり 父死後宝を三つにわけとり樹木も三つにわけとらんと云ふ …

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・21 これは誰でしょう

21番目の孝子は兄弟です。 剣を持った悪そうな人物の前で跪く二人。奥の青年は「僕のほうが太っているから僕を食べて」とアピールしています。でもスマートなので説得力に欠けている感じ(笑)。 お互いを思いやる兄弟愛にあふれた二人の名前は・・・。 ↓ ↓ …

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・20 これは誰でしょう

20番目はこちらの方ですが・・・。 漢文帝みたいですが、彼は2番目ですでに紹介しています。ということはこの絵のタイトルは・・・。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより これが丁蘭でした(マジ?) 丁蘭河内の人なり 十五の年母におくれ母のかたちを…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・19 これは誰でしょう

残り少なくなってきました。19人目はこの人。 激しい雷雨の中、お墓の前でたたずむ男性。これは間違うことはないですね。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより 王裒晋のくにの人なり 賢人也 こうさくを業とす 母つね かみ鳴をおそれしかば死て後も雷あ…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・18 これは誰でしょう

18番目。さあ、難問の登場です。 桶を携え、水辺にしゃがむ若い女性。部屋の中では老婆が食事中。老婆の前には食事を運ぶ男性。さあこの絵のタイトルは? 「姜詩」のように思えるけれど、「姜詩」は6番目で紹介済。 6番目の「姜詩」 さあ気になる正解は・・…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・17 これは誰でしょう

17番目の孝子は星に祈る、あの人。 北斗七星というより、カシオペアに二つ追加したような形の星座。さてこの男性は・・・。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより ゆ黔婁南斉の人也 官人に成て十日にもならざるに にはかに胸さはぎしけれは 父の煩ひ給ふ…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・16 これは誰でしょう

16人目になりました。 二つの籠を前に置いて、ならず者のトップみたいな人の前で命乞いしているように見える男性。籠の前には動物の骨付き肉。そしてカーテンの裏からは四角い箱に何かいっぱい詰めたものを運んでいる人の姿。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータ…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・15 これは誰でしょう

15番目の人物は氷上の貴孝子。 鯉が二匹顔を出していますが、姜詩と間違うことはありませんね。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより 命がけで鯉を捕まえに行った王祥ですね。 王祥魏の代の人なり いとけなくして母におくれ父又妻をもつ けいぼなれば父…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・14 これは誰でしょう

14人目の孝子も昨日と同様、親子の対面シーンです。 昨日の孝子はきちんとした服装で旅の荷物をたくさん持ってきましたが、こちらの孝子は動きやすそうな服。薪を運んできたようです。ということは、この孝子の名は・・・。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベ…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・13 これは誰でしょう

13番目の孝子はこちらの男性です。 ARC古典籍ポータルデータベースより 杖をついて老女の前で荷物を下ろし、手を合わせてお辞儀をする男性。何十年も会えなかった実の親子が対面する感動の場面ですね。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより そう、朱壽…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・12 これは誰でしょう

さてこの書籍のご紹介も半分来ました。12番目の孝子はこちらの方。 この人も社寺彫刻ではレギュラーメンバー。珍しく子供が二人いますね。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより 黄金の釜を掘り当てて、子供を埋めずに済んだ郭巨。 郭巨河南の人也 いへ…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・11 これは誰でしょう

11番目の孝子はタケノコ掘りの真っ最中。この人も社寺彫刻などでよく見かける人ですね。 この孝子も間違えられることは少なそうです。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより 雪の中でタケノコを探し求めた孟宗。 孟宗呉国の江夏の人也 冬月母いひけるは …

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・10 これは誰でしょう

10番目の孝子はこのブログでも登場回数の非常に多い、虎に立ち向かった人物です。 この本ではなぜか舞台が川べりであることが多いですね。お父さんを守るためなら獰猛な猛獣をも恐れない、この子の名は・・・。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより も…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・9 これは誰でしょう

9番目の人。こちらも間違えようのない図柄。 この人で名前を間違えたら各方面から苦情が押し寄せそうですよね。ほかの孝子の名前は知らなくても、この女性だけは知っている、なんて人が多かったのではないかと想像します。 ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベ…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・8 これは誰でしょう

さて8番目の人です。これはさすがに間違えようがありませんね。 雲に乗って去っていく天女を見送る男性。わきには子どももいます。誰の子かは不明。二人は仮の夫婦になったとはいえ、多分数週間程度でしょうから、この幼児は二人の間の子ではないですよね。…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・7 これは誰でしょう

なんだかんだで7人目まできました。 上半身はだかで横たわる少年。蚊の群れが少年に襲い掛かっていますが、少年は追い払う様子もありません。親孝行な少年の図ですが親の姿は見えません。家の奥のほうで寝てるんでしょうか。この少年の名前は・・・。 ↓ ↓ ↓ …

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・6 これは誰でしょう

何をかくそう、実は内容に疑問点がいくつかあって紹介するのを少々ためらった書籍、鳥居清経の「繪本廿四孝」。 6番目はこちらの方。これは難問です。っていうか、わかったら奇跡。なんでわかるの、と聞き返したくなるレベル。 一段高いところに座っている…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・5 これは誰でしょう

5番目の孝子はこの人です・・・えーと、どの人?と迷うくらい妙に人数が多いです。 ARC古典籍ポータルデータベースより 右側には赤ちゃんを抱いて幼児の手を引いている女性。手を引かれた幼児の左側には、膝をついて男性に懇願する様子の少年。男性は3人い…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・4 これは誰でしょう

4番目の孝子はこちらです。父親の床を扇いで涼しくしている少年。 ARC古典籍ポータルデータベースより 川のすぐそばの寝床。川の流れる音がやかましくて寝にくいんじゃないでしょうか。さてこの少年の名前は・・・。 ↓ ↓ ↓ 黄香ですね。これまでの4人、問題…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・3 これは誰でしょう

三人目の孝子はこちらです。 川岸に置いた衝立の前に座る老夫婦。その二人の前で踊るおじさん。脇には太鼓を鳴らす子供もいます。どこが親孝行なのか理解しにくい、このおじさんの名は・・・ ↓ ↓ ↓ ARC古典籍ポータルデータベースより 踊ったり泣いたり、子…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・2 これは誰でしょう

二番目の孝子はこちらの方です。場所は・・・昨日に引き続き、山道でしょうか。 ARC古典籍ポータルデータベースより 山道の途中に衝立を据え、椅子に座る高貴な老婦人。左の男性は恭しく跪いています。この男性が孝子です。右手には若い女性が老婦人を見守っ…

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・1 これは誰でしょう

1番目はこちらの少年です。象が二頭。少年の手には鍬・・・これは鍬なのかしら?場所は畑。・・・ここ畑???象を連れて山越えしてるようにも見えますが。鳥は・・・いませんね。 ARC古典籍ポータルデータベースより 二十四孝の本では大抵トップに登場する…