二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

稲敷市 大杉神社

稲敷市 大杉神社の彫刻・十二支

華やかに彩られた社殿の脇に、特に説明のない古いお堂がありました。ちょっと傾いています。屋根は銅葺きで修復されているようです。 こちらは十二支の彫刻が施されています。どれも動物と人間が描かれていて興味深いのですが、解説がなくて淋しいです。「子…

稲敷市 大杉神社の彫刻・12 王祥

冷酷な継母のため、自らの体温で池の氷を融かし、飛び出した鯉をつかまえた王祥。「王祥」の隣の彫刻は「大舜」だと思いますが、画像で確認できるのは「王祥」が限界。 パンフレットに載っていた王祥の写真。故事の説明は出てません。パンフレットには「王ほ…

稲敷市 大杉神社の彫刻・11 張孝 張礼

仲由から姜詩までの10枚は境内の自由に歩ける場所に面していたので見やすかったですが、残りの彫刻は柵の向こうなのでよく見えない、もしくは全く見えない。 柵の向こうの一番手前は張孝兄弟。 手前二人が盗賊、奥の二人が張孝・張礼の兄弟。 左の男性は胸を…

稲敷市 大杉神社の彫刻・10 姜詩

姑のために毎日水を汲みに川へ通っていた奥さん。ある日荒天のため水を持ち帰れなかった奥さんを姜詩が追い出した・・・というエピソードは割愛されてますね。追い出された奥さんはそれでもこっそり姑のために物資を運んだりして心優しいお嫁さん。この話で…

稲敷市 大杉神社の彫刻・9 呉猛

「蚊も孝行な呉猛に感心し、呉猛だけを刺すようになりました」。 やっぱり刺すのね。

稲敷市 大杉神社の彫刻・8 朱壽昌

長い間離れて暮らしていた親子の感動の再会。 お母さんの杖は下半分が折れて欠損していますね。

稲敷市 大杉神社の彫刻・7 黄香

黄香はお父さんと二人暮らし。そして孝行を尽くしました。 じゃあお父さんをベッドに運んでいるこの少年はだあれ?通いのお手伝い少年?お父さんを運ぶより、床を仰ぐほうがラクそうだなあと思います。黄香より、この少年のほうが頑張ってるような。

稲敷市 大杉神社の彫刻・6 楊香

楊香は何故かほかの孝子に比べて説明がシンプル。「楊香が祈ったら虎は去った」と書いてありますが、楊香はどうみても虎に躍りかかっています。

稲敷市 大杉神社の彫刻・5 田眞 田廣 田慶

伐られゆく自分の運命を知った紫荊樹。葉の先から枯れてきています。

稲敷市 大杉神社の彫刻・4 丁蘭

姑の像を傷つけた奥さん。相当ストレス溜まってたんでしょうね。

稲敷市 大杉神社の彫刻・3 董永

天に帰る織姫を見送る董永。 さて大杉神社は「日本唯一夢むすび大明神」だそうです。 でもHPのトップページで「大明神」が「大名神」になっているのが気になる〜。「だいみょうじん」で漢字変換すれば「大明神」と出てくるんだけどなあ。「だいみょう・か…

稲敷市 大杉神社の彫刻・2 王ほう

葉っぱが茶色いので、この木は「王ほうの涙で枯れた柏の木」なんでしょうね。そして右手には嬉しそうに太鼓を叩いて雷鳴を轟かせる雷神の姿。この彫刻は父の墓前と墓の墓前、二つのシーンを一つにまとめているのでしょう。

稲敷市 大杉神社の彫刻・1 仲由

出世して裕福になったとき、すでに両親は鬼籍に。親を偲んで涙する仲由。「論語」では血気盛んなイメージのある子路(仲由)の、心優しい一面ですね。

稲敷市 大杉神社

何かと慌ただしかった10月が無事に過ぎ、久しぶりに二十四孝の彫刻を見にお出かけしました。 以前一度訪れたことのある茨城県稲敷市の大杉神社は菊花展を開催中。麒麟門の前には五重塔や扇を彩る菊の花。日本の秋らしい風景ですね。 パンフレットによると、…