富岡市 成田山不動堂
大舜。こちらの彫刻も顔が壊されています。 首がない彫刻って何だか怖い・・・。 ――― 富岡市成田山不動堂の二十四孝の彫刻 終 ―――
これは江革ですよね。二十四孝の中ではあまり見ない彫刻の江革なのに顔がない・・・。 さて今ままで読んできた江革のお話をまとめると、 「1.江革と母親の住んでいる地域が戦乱で不穏になったため、母を背負ってよそへ避難」 「2.途中山賊に襲われたので…
王祥。これも顔がありません。 氷の下から躍り出た魚を押さえつける王祥。嬉しい表情をしてたんでしょうね。
孟宗。奥の建物は孟宗の家でしょうね。タケノコを食べたくなったお母さんが孟宗の帰りを待ってます。真冬なのに。 手と鍬の柄が破損してます。両手で柄を持っていたものと思われます。 タケノコ二つ出てきてますね。
えん子。これは二人とも顔が壊されてなくてよかった。 テレビで放映された昔の映画「グリズリー」を見ていたら鹿の皮をまとった動物学者が出てきたので思わず「えん子!」と叫んでしまいました。動物学者さんの後ろ姿も確認しましたが、鹿の頭の部分はありま…
かわいそうに楊香。顔が壊されてて。 楊香の抱えている虎も顔の部分がありません。 悪戯で壊されたんでしょうか。この不動堂の彫刻は人物の顔がほとんど壊されてしまっていて悲しくなります。
郭巨。奥の家が郭巨夫婦と老母の暮らす家ですね。 郭巨嬉しそう。奥さんはびっくり顔。
群馬県富岡市の成田山不動堂の彫刻を見てきました。 漆喰彫刻は木とは違った味わいがありますが、壊れると修復が難しいようですね。社寺めぐりをしていると壊れたままになっている漆喰彫刻をよく見かけます。修理する職人さんも少なくなっているんだろうなあ…