二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

船橋市二宮神社・6 郭巨

楊香とは反対側の脇障子。 郭巨ですね。 郭巨(二宮神社) 手を合わせて天を仰ぐ郭巨、子供を抱いた妻、二人の足元にはUFOみたいな釜。 ――― 船橋市二宮神社の彫刻 終 ―――

船橋市二宮神社・5 楊香

本殿左側(大舜と唐夫人の彫刻のある側)脇障子にも彫刻。矢印部分に楊香の彫刻が。 中央に楊香、木の上に隠れるお父さん、下部には楊香に追われるトラ。縦位置だとこういう構図になりますね。 楊香(二宮神社) こちらは府馬愛宕神社の楊香。三者の位置関係…

船橋市二宮神社・4 孟宗

病床の母親が「タケノコ食べたい」と言うので孟宗は真冬の竹林へ。すると奇跡が起きてタケノコがはえてきました。 白いところは積もった雪です。緑は葉っぱです。高齢の母親は意地悪して孟宗に季節外れの食材を求める無理を言ったわけではなく、病気のために…

船橋市二宮神社・3 董永

父親の葬儀代を出してくれた雇い主のために農作業をする董永。そこへ雲に乗って現れた織姫。天から董永の親孝行ぶりを見て感動して、手助けのためにやってきました。「董永」の彫刻はたいていこのような出会いのシーンか、もしくは別れのシーンですね。 機織…

船橋市二宮神社・2 唐夫人

唐夫人。姑に乳を飲ませる健気なお嫁さん。唐夫人の彫刻でよく見かける乳飲み子の姿はないですね。 ん~、でも右下隅に何やら横長の穴が二か所。 ここに、乳飲み子がいたのでは? こちらは飯綱神社の唐夫人。 唐夫人(飯綱神社) 唐夫人は嫁姑の脇に乳飲み子…

船橋市二宮神社・1 大舜

大舜。象はまだ来てませんね。 いかにも霊鳥っていう感じの豪華絢爛な鳥が舞い降りてきました。 大舜(船橋市二宮神社) なんかすごい鳥が来たわね、って話し合っていそうな二羽。耕地には霊鳥が抜く予定の雑草もちゃんと彫られていてうれしいです。

船橋市三山 二宮神社

船橋に用事があったので、用を終えた後に二宮神社をお詣りしました。 両部鳥居。神仏習合の名残だそうですが、安定感があって好き。 七夕の笹竹に短冊がいっぱい。 お目当ては本殿の彫刻です。立ち入り禁止の柵(画像左下の低くて明るい色の柵)があるので奥…

(再訪)千葉市花見川区 長作諏訪神社・5 東方朔?寿老人?

さてこちらは西王母の反対側の胴羽目の彫刻です。桃の実を持ち、脇には鹿を従えている男性。雲の上に乗っています。 鹿を連れた老人ということで「寿老人」として紹介もされているようですが、「東方朔」の可能性はないでしょうか? 東方朔は学者で、西王母…

(再訪)千葉市花見川区 長作諏訪神社・4 西王母

観世流「西王母」では 「黄錦の御衣を着し 剱を腰にさげ 眞纓の冠を著(き)、玉觴(ぎょくしょう・・・玉杯のこと)に盛れる桃を侍女が手より取りかはし・・・」と表現されている西王母。 西王母 雲に乗って登場。西王母の桃は三千年に一度しか実がならない…

(再訪)千葉市花見川区 長作諏訪神社・3 菊慈童(枕慈童)

社寺彫刻では中国の神仙も多く見かけますね。「不老長寿」がテーマのものも多いです。 山奥へ幽閉された少年が妙文を菊の葉に書き写して川に流すと、その川の水は不老長寿の薬水となりました。その水を飲んでいた少年は童子の姿のまま800歳に齢を重ねていた…

(再訪)千葉市花見川区 長作諏訪神社・2 唐夫人

こちらの脇障子は唐夫人。 唐夫人(長作諏訪神社) この時期彫刻をじっくりご覧になる際は、虫よけを忘れずに。私は今回忘れたために藪蚊の猛襲を受けました。

(再訪)千葉市花見川区 長作諏訪神社・1 大舜

2016年に訪れた千葉市花見川区長作町の諏訪神社。先週再び彫刻を見に行きました。 大舜(長作諏訪神社) JR幕張駅からバスに乗っていきました。バス停から神社までは三叉路が多くて迷いそうになりますが、3年前の記憶を頼りに無事たどりつけました。

市川市徳願寺の彫刻・10 えん子

さていよいよラストの彫刻です。右側です。 これは「えん子」でしょうね。鹿といえば紅葉だし。右の男性は猟師さんっぽいし。 なんかよくわからないけれど、鹿の下に男の人(えん子)がいる感じ?ミルクを採っているところとか?状況がよくわからないけれど…

市川市徳願寺の彫刻・9 朱壽昌?

さて真ん中の彫刻は。 朱壽昌・・・でいいと思うんだけど。 こちらは飯綱神社の彫刻。左半分は「曽參」で、右半分が「朱壽昌」。徳願寺の彫刻と、飯綱神社の「朱壽昌」は男性の服装も似てる。旅の荷物みたいな箱らしきものも置いてあるし。

市川市徳願寺の彫刻・8 大舜

こちらも彫刻が三つある面。左から見てみます。 中心に立派な鳥がいます。その右側には耕す人。大舜ですね。象は不在? これは飯綱神社の「大舜」。ふむふむ、もしも徳願寺の彫刻を作った人が飯綱神社の彫刻を参考にしたなら、象よりも鳥をメインに持ってく…

市川市徳願寺の彫刻・7 呉猛

右側の彫刻は肉眼ではわかりにくかったです。 画像で見てもわかりにくいですが、中心が寝転がる父親、その右側で膝を抱えているのが呉猛。 呉猛くん拡大。 ↑構図に共通点の多い飯綱神社の「呉猛」。これも呉猛君の膝を抱えた感じが似てますね。ちょっと右手…

市川市徳願寺の彫刻・6 老莱子

こちらの面も左右二枚。左側から見てみます。 ↑両親の前で踊っているのは老莱子。 こちらは飯綱神社の老莱子。右半分が徳願寺の構図とよく似ています。老莱子の衣装がたなびく様子や両親の顔の向きとか。

市川市徳願寺の彫刻・5 楊香

右側の彫刻を見ます。 お父さんを守って虎に立ち向かう楊香。

市川市徳願寺の彫刻・4 郭巨

次は別の面。こちらは左右二点です。まず左側の彫刻から。 口減らしのためにわが子を埋めようと穴を掘ってたら黄金の釜を発見。気分はゴールドラッシュな若夫婦。

市川市徳願寺の彫刻・3 孟宗

右側の彫刻です。 タケノコ!タケノコがあるから孟宗!筍の右手に笠をかぶった人がいるのはわかるけれど、手足がどのようになってるのかわかんない。

市川市徳願寺の彫刻・2 王ほう

次は真ん中の彫刻です。 ↑左端にお墓があります。右側の雷神から逃げるようにお墓へ向かうのは王ほう。でも雷が怖いのは王ほうではなく、お墓の下で眠る母親ですが。あくまで生前の話でしょ、と言いたくなるところ。 ↑こちらはほぼ同じ構図の飯綱神社の彫刻…

市川市徳願寺の彫刻・1 王祥

撞木の下の、この部分に彫刻があります。 3つ並んでいるうち、一番左の彫刻から見てみます。 上半身はだかで魚を押さえてる感じ。王祥ですね。

市川市徳願寺の彫刻10点

千葉県市川市本行徳の徳願寺。 立派な鐘楼ですねー。彫刻は意外と小さくて高い部分にあり、双眼鏡がほしくなりました。

寳登山神社の彫刻・8 大舜

耕す大舜を手伝う白い象さん、草むしりしてくれる鳥。お弁当とお茶も準備バッチリ。

寳登山神社の彫刻・7 唐夫人

左が唐夫人、右は大舜。 子供の遊ぶサカナの車かわいい。ほしい。おばあさんは気持ち悪い。

寳登山神社の彫刻・6 郭巨

3人の着物の柄が丁寧に描かれてますねー。

寳登山神社の彫刻・5 王祥

左半分が王祥、右半分が郭巨。 真冬に魚を捕まえに行った王祥。自分の体温で氷を溶かしたら割れたところから魚が躍りあがってきてラッキー。

寳登山神社の彫刻・4 楊香

突然現れたトラを見て、木の陰に逃げ込む父親。そして果敢に立ち向かう娘の楊香。

寳登山神社の彫刻・3 孟宗

こちらの彫刻は左3分の一が孟宗、右側が楊香。 孟宗のいる場所は雪が積もってます。タイトル画像の孟宗(飯綱神社)はタケノコを見つけてニコニコ顔ですが、寳登山の孟宗は冷めてる感じ。

寳登山神社の彫刻・2 えん子

親の眼病に良いと聞いて鹿のミルクを集めに、鹿の扮装をしてまで山に入った、えん子。