二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

2019-07-15から1日間の記事一覧

市川市徳願寺の彫刻・10 えん子

さていよいよラストの彫刻です。右側です。 これは「えん子」でしょうね。鹿といえば紅葉だし。右の男性は猟師さんっぽいし。 なんかよくわからないけれど、鹿の下に男の人(えん子)がいる感じ?ミルクを採っているところとか?状況がよくわからないけれど…

市川市徳願寺の彫刻・9 朱壽昌?

さて真ん中の彫刻は。 朱壽昌・・・でいいと思うんだけど。 こちらは飯綱神社の彫刻。左半分は「曽參」で、右半分が「朱壽昌」。徳願寺の彫刻と、飯綱神社の「朱壽昌」は男性の服装も似てる。旅の荷物みたいな箱らしきものも置いてあるし。

市川市徳願寺の彫刻・8 大舜

こちらも彫刻が三つある面。左から見てみます。 中心に立派な鳥がいます。その右側には耕す人。大舜ですね。象は不在? これは飯綱神社の「大舜」。ふむふむ、もしも徳願寺の彫刻を作った人が飯綱神社の彫刻を参考にしたなら、象よりも鳥をメインに持ってく…

市川市徳願寺の彫刻・7 呉猛

右側の彫刻は肉眼ではわかりにくかったです。 画像で見てもわかりにくいですが、中心が寝転がる父親、その右側で膝を抱えているのが呉猛。 呉猛くん拡大。 ↑構図に共通点の多い飯綱神社の「呉猛」。これも呉猛君の膝を抱えた感じが似てますね。ちょっと右手…

市川市徳願寺の彫刻・6 老莱子

こちらの面も左右二枚。左側から見てみます。 ↑両親の前で踊っているのは老莱子。 こちらは飯綱神社の老莱子。右半分が徳願寺の構図とよく似ています。老莱子の衣装がたなびく様子や両親の顔の向きとか。

市川市徳願寺の彫刻・5 楊香

右側の彫刻を見ます。 お父さんを守って虎に立ち向かう楊香。

市川市徳願寺の彫刻・4 郭巨

次は別の面。こちらは左右二点です。まず左側の彫刻から。 口減らしのためにわが子を埋めようと穴を掘ってたら黄金の釜を発見。気分はゴールドラッシュな若夫婦。

市川市徳願寺の彫刻・3 孟宗

右側の彫刻です。 タケノコ!タケノコがあるから孟宗!筍の右手に笠をかぶった人がいるのはわかるけれど、手足がどのようになってるのかわかんない。

市川市徳願寺の彫刻・2 王ほう

次は真ん中の彫刻です。 ↑左端にお墓があります。右側の雷神から逃げるようにお墓へ向かうのは王ほう。でも雷が怖いのは王ほうではなく、お墓の下で眠る母親ですが。あくまで生前の話でしょ、と言いたくなるところ。 ↑こちらはほぼ同じ構図の飯綱神社の彫刻…

市川市徳願寺の彫刻・1 王祥

撞木の下の、この部分に彫刻があります。 3つ並んでいるうち、一番左の彫刻から見てみます。 上半身はだかで魚を押さえてる感じ。王祥ですね。

市川市徳願寺の彫刻10点

千葉県市川市本行徳の徳願寺。 立派な鐘楼ですねー。彫刻は意外と小さくて高い部分にあり、双眼鏡がほしくなりました。

寳登山神社の彫刻・8 大舜

耕す大舜を手伝う白い象さん、草むしりしてくれる鳥。お弁当とお茶も準備バッチリ。

寳登山神社の彫刻・7 唐夫人

左が唐夫人、右は大舜。 子供の遊ぶサカナの車かわいい。ほしい。おばあさんは気持ち悪い。

寳登山神社の彫刻・6 郭巨

3人の着物の柄が丁寧に描かれてますねー。

寳登山神社の彫刻・5 王祥

左半分が王祥、右半分が郭巨。 真冬に魚を捕まえに行った王祥。自分の体温で氷を溶かしたら割れたところから魚が躍りあがってきてラッキー。

寳登山神社の彫刻・4 楊香

突然現れたトラを見て、木の陰に逃げ込む父親。そして果敢に立ち向かう娘の楊香。

寳登山神社の彫刻・3 孟宗

こちらの彫刻は左3分の一が孟宗、右側が楊香。 孟宗のいる場所は雪が積もってます。タイトル画像の孟宗(飯綱神社)はタケノコを見つけてニコニコ顔ですが、寳登山の孟宗は冷めてる感じ。

寳登山神社の彫刻・2 えん子

親の眼病に良いと聞いて鹿のミルクを集めに、鹿の扮装をしてまで山に入った、えん子。

寳登山神社の彫刻・1 仲由

ブログ整理のため再投稿します。2017年に訪れた寳登山神社の彫刻(二十四孝の彫刻のみ掲載)です。 大木を中心に、左半分が「仲由」、右半分が「えん子」。 この男性は米俵を背負っているので仲由さん。背負っているのが薪なら曽參さん、母親なら江革さん。

秩父郡 寳登山神社(ほどさんじんじゃ)

埼玉県秩父郡長瀞町の寳登山神社は秩父神社、三峯神社と合わせて秩父三社の一つ。社殿には、二十四孝はじめ多くの彫刻が施されています。 欄間の二十四孝の彫刻は8つ。仲由、えん子、孟宗、楊香、王祥、郭巨、唐夫人、大舜の8人です。