陸績(りくせき)
「たちばな二つ」と文中にありますが挿絵では三つ転がってます。頭の上でお香を焚く庾黔婁に比べれば、どうということはないです。 『和漢廿四孝』(東北大学附属図書館所蔵) 出典: 国書データベース,https://doi.org/10.20730/100445689 陸績(りくせき)陸…
けなげな孝行息子の陸績。出されたおやつの果物を袂に入れて母の為に持ち帰りますが、見とがめられて弁明しているところです。 国立国会図書館デジタルコレクションより 孝悌皆天性 人間六歳児 袖中懐緑橘 送母報含飴 陸績(りくせき)字 公紀(あざな かう…
これもミカンさえ確認できれば間違わない孝子。陸績。 ところがその肝心のミカンが見にくい場所にあるんですよねー。 たいてい彫刻の真下から見上げると見えないようなところにミカンが転がってます。 右のミカンをよく見ると枝と葉っぱがついているようです…
袖からミカンが転がり落ちた陸績。 ARC古典籍ポータルデータベースより 陸績 呉の国の人なり 六つの年 遠述(袁術)といふ人の本へ。ゆきけるに菓子に橘を出せり 陸績ひそかに。是をとりて袖にいれて。かへりさまにとりおとしけり 袁述是をみて。おさなき人…
出されたミカンを黙って持ち帰ろうとしたので袁術に咎められる陸績。 国立国会図書館デジタルコレクションより 陸績孝悌皆天性 人間六歳児 袖中懐緑橘 遺母報含飴陸績。六歳のとき。袁術といふ人の所へ行侍り。袁術陸績がために。菓子にたちばなをいたせり。…
袁術のおうちにお邪魔して、出されたミカンをこっそり袂に入れて持ち帰ろうとした陸績。別れの挨拶するときにミカンが転がり出て袁術に咎められました。母が好きなのでお土産にしようと思って、と陸績が言い訳をしたら袁術は「親孝行な子だ」と感心します。 …
おもてなしで出されたミカンを黙って袖の中に入れて持ち帰ろうとした陸績。 国立国会図書館デジタルコレクションより 陸績六歳の時 袁術といふ人のもとへ行き 馳走に出たる橘を袖に入れけるを袁術咎めければ 持ち帰りて母へ与へたしと云ひけるにぞ 孝行の名…
24番目は陸績。袁術は戦闘の出で立ちですね。陸績は戦場編とお屋敷編の2パターンあるようですね。こんなことしてる間に敵が近づいてきたらどうするんでしょう。 国立国会図書館デジタルコレクションより 陸績孝悌皆天性 人間六歳児袖中懷緑橘 遺母報含飴 陸…
ラストは陸績。果実は「三枚」と文章に書かれているので三個転がってるところです。この袁術がいる場所はお屋敷ではなく野外の陣営みたいですね。何も戦の最中に袁術を訪ねていかなくても・・・。 中国国家図書館•中国国家デジタル図書館ウェブサイトより 陸…
陸績。柑橘系果実が二個転がってます。 右の人が袁術ですね。袁術は右手に何か持ってますね。何かな。 中国国家図書館•中国国家デジタル図書館ウェブサイトより 〇懐橘遺母陸績字公紀。年六歲。於九江見袁術。術出橘待之。績懷二枚。及歸拜辭墮地。術曰。陸…
橘の実を転がして有名になった陸績。 国立国会図書館デジタルコレクションより 陸績 陸績 懐橘遺母 三国の時の人也 六綵の方に行きけるに御馳走に橘を出したり 陸績密に三つを懐に入帰る時腰をかがめ地に落たり 袁術甚卑陋の由咎けるに 陸績畏て吾が為に出し…
陸績。 国立国会図書館デジタルコレクションより 陸績陸績は三国の人なり六才のとき袁術の方にゆきて橘を懐にしたり袁術憤りければ持帰て母に進(すすめ)んとしたる由を語りたり ーーー 陸績と袁術のエピソードを60文字以内にまとめよ、という問題が出たら…
黙って橘の実を持ち帰ろうとして袁術に咎められる陸績。 画像は早稲田大学図書館古典籍総合データベースより Oranges Hidden Away for MotherLoh Chi of the later Han dynasty was at stx(six?)years of age brought to Kiukiang to visit Yuan Shu, who ga…
陸績。床に2~3個橘の実が・・・転がってませんね。 国立国会図書館デジタルコレクションより 陸績孝悌皆天性 人間六歳児 袖中懐緑橘 遺母報含飴 陸績。六歳の時。袁術と。いふ人の所へ行き侍り。袁術陸績がために。菓子に橘を出せり。陸績これを三つ取りて…
陸績。 画像は「ARC古典籍ポータルデータベース」より 陸績 懐橘遺母陸績字は公紀は。三国の時。呉の孫権につかへし人なり。博学や多識にして。星歴算数をも兼通じたり。はじめ六歳の時。九江郡といふ所なる。袁術とて。当時威勢あるものの方へ行けるに。橘…
橘の実を落として咎められる陸績。 画像は「早稲田大学図書館古典籍総合データベース」より 内容: ・陸績は6歳の時、袁術(えんじゅつ)の家に行きました。 ・袁術はおやつに橘の実を出してくれました。 ・陸績は3つ取って袂に入れました。帰る際、お別れ…
ミカンが二個転がってます。おもてなしの果物なら頂いて帰ってもいいじゃないの、と思いましたが、黙って持って帰ろうとしたから咎められたんでしょうね。 画像は早稲田大学図書館古典籍総合データベースより 陸績後漢の陸績字は公紀年六才の時九江郡といふ…
陸績。たもとから転がり落ちた橘の実を見てとがめる袁述。この袁述(術)さんというのは三国志に出てくる袁術さんですよね?最近「絵本通俗三国志」を読み始めました。挿絵が葛飾戴斗なので。 1819年 葛飾戴斗 二十四孝図会 The British Museum所蔵 陸績 孝…
情けない画像です。陸績です。 ↓この挿絵から建具や小道具を省略した形ですね。 1819葛飾戴斗 二十四孝図会 The British Museum所蔵
ラストは陸績。 陸績ろくせき 字(あざな)公紀陸績(ろくせき)は六歳の時 袁術と云人の所へ行き侍り。袁術陸績(りくせき)がために 菓子に橘を出せり。陸績(りくせき)これを三つ取りて袖に入れて帰るとて 袁術に礼をいたすとて たもとより落とせり。袁…
袁術のおうちを訪問して、出された橘の実を袂に入れて持ち帰ろうとした陸績。中央の人物が袁術ですね。 袂からこぼれ落ちた実を見た袁術にとがめられ、母親に食べさせたかったから持ち帰ろうとしたことを説明しているところ。 橘の実が床に転がっているはず…
一瞬、これが何の場面かピンときませんでした。 男の子の足元に転がる3つの丸いもの。橘の実なら陸績ですね。
陸績は幼にして孝なり。或日他家へいたりしに 我が懐より橘の実を落とせしかば 主人是をあやし(と)み尋ねしに 其の父橘の実を好むゆへ取りて持てりと詫びしとかや。 ・たいてい陸績は橘の実を母親へのお土産として持ち帰ろうとした話になっていることが多…
陸績。「懐橘遺母」・・・橘を懐にして母に遺(おく)る。 陸績6歳。袁術の勧めた果物を、その場で食べずに袂に入れて母親のために持ち帰ろうとしました。帰り際に挨拶をしたところ袂から果物がこぼれ落ちたので袁術に咎められ、事情を説明する陸績。 6歳…
陸績。橘の実は葉っぱ付き。
陸績。右側で座っているのが陸績で、立って陸績を見下ろしているのが袁術ですね。 三嶋大社の解説ページの画像を見ると、橘の籠盛りが乗っているテーブルと右の陸績の間の床に橘の実が転がっているようです。保護ネットがなかったとしても、彫刻を近くから見…
陸績。懐からこぼれ落ちた橘の実を拾おうとする陸績。 一瞬、一つ目小僧かと思ってしまった。もうちょっと違うポーズで描けると思うんだけど。
訪問先で出された果物を自宅で待つ母のためにこっそり持ち帰ろうとして注意された陸績。 階段の上の袁術と下の陸績。 陸績の足元には橘の実。 袁術の後ろにはもうお一人どなたかいらっしゃいましたね。
胴羽目の3枚目は陸績でした。 袁術と陸績。陸績の袂から転がった橘、見つけられますか。 小さいので見にくいですが、ちゃんとありました。 別角度でもう一枚。橘の実は小さいうえに手前に横木があるので尚更見えづらいです。
床の上に落ちている橘の実を挟んで、左が袁術、右が陸績。 橘の実はお堂の真下からよりも、ちょっと離れたところからのほうが見やすいです。