黄香(おうきょう、こうこう等)
布団を仰いで涼しくしている黄香。 国立国会図書館デジタルコレクションより 黄香冬月温衾煖 夏天扇枕涼児童知子職 千古一黄香黄香は。安陵といふ所の人也。九歳のとき母にをくれ。父に能くつかへて。ちからをつくせり。されば夏のきはめてあつき折には。ま…
父親の寝床を仰ぐ黄香。お父さんを連れてくる子のほうが重労働に見えます。 二十四孝諺解(1686) ARC古典籍ポータルデータベースより 野趣豊かな寝床。蚊が心配。
父親の寝床を扇いで涼しくしている黄香。 国立国会図書館デジタルコレクションより 黄香冬月温衾煖 夏天扇枕凉児童知子職 千古一黄香黄香字文強 年九歳而失母 事父盡孝 暑則扇其床枕席寒則以身温被 太守劉護表而異 ーーー 郭居敬の「黄香」も、父親不在で後…
9人目は黄香。団扇で布団を扇いでます。お父さん不在。 中国国家図書館•中国国家デジタル図書館ウェブサイトより 黄香冬月温衾煖 炎天扇枕凉兒童知子職 千古一黄香黄香 字文強 年九歳而失母 事父尽孝 暑則扇其床枕寒則以身温被 太守劉護表而異之 ーーー
父親の布団を仰いで涼しくする黄香。 長袖で扇いでいたら汗だくでしょうね。労力に比べて布団が冷える効果は大して期待できないような。 中国国家図書館•中国国家デジタル図書館ウェブサイトより 〇扇枕温衾後漢黃香 字文強 年九歲 失母 思慕惟切 鄉人稱其孝…
父親のベッドメイクに励む黄香。 国立国会図書館デジタルコレクションより 黄香 扇枕温衾 後漢の黄香 字は文香(文強、もしくは文彊) 慶天道格を極め文章を能くしるお以て其名高し 九才の時に母を失ひ父に使へる元より家貧敷召使るれば自ら力を盡し夏の暑き…
黄香。 国立国会図書館デジタルコレクションより 黄香黄香は後漢の人なり 九才の時母をうしなひ父によく孝をつくし夏は枕をあふぎて涼くし冬は身を以て床を温め臥せしめり ーーー 文末の「臥せしめり」の「めり」は見落としそうになりました。
黄香。お父さんは、息子が父親の寝床を扇いでいるのをぼーっと眺めて待ってます。団扇持ってるならせめて一緒に扇げばよさそうなものなのにね。 画像は早稲田大学図書館古典籍総合データベースより Fanning the Pillow and Warming the CoverletHuang Hsiang…
黄香。 国立国会図書館デジタルコレクションより 黄香冬月温衾煖 夏天扇枕涼児童知子職 千古一黄香 黄香は。あんりやうといふ所の人なり。九歳の時。母に後れ。父によく仕へて。ちからをつくせり。されば。夏のきはめてあつきおりには。まくらや床をあふひで…
父親の寝床を仰いで涼しくしている黄香。 画像は「ARC古典籍ポータルデータベース」より 黄香 扇枕温衾 後漢の黄香字は文強は。経典を学び。道術を究め。文章を能するを以て。其名高し。九歳の時。母を失ひ。其悲みに。やせおとろへ。命も危きに至れり。素り…
虎と戦った楊香ちゃんの次は、布団を扇いだ黄香くん。 画像は「早稲田大学図書館古典籍総合データベース」より ・黄香は9歳の時に母を亡くし、父親によく仕えました。 ・夏には父親の枕や床(とこ)を扇いで涼しくし、冬には自分の身体で布団を温めました。 …
夏の暑い夜、黄香は父親の布団を扇いで涼しくしてから寝かせました。 呉猛「えっ、扇ぐだけ?」 画像は早稲田大学図書館古典籍総合データベースより 黄香後漢の黄香あさなは文強と云 江夏安隆の人なり九才のとき母におくれ父につかへて孝心ふかしなつのあつ…
夏は布団を仰いで涼しくしてから、冬は体温で布団を温めてから父を寝かせた孝行息子の黄香。右ページ上部には黄香の親孝行ぶりを褒めたたえた高札が掲げられて、人々が読んでいます。黄香の家を高台に持ってきて、高札と家の間に川を描いて、高さや距離を明…
右側の脇障子には黄香。 子供が机で勉強しているのかと思いましたが、軍配みたいな扇で父親の寝床を扇いでいるところです。黄香の右手がちょうど隠れてしまっていて、肝心の扇いでいる道具が見えなくて残念な写真。 飯高神社の黄香。手力雄神社の脇障子「黄…
4番目は黄香。 黄香わうきやう(おうきょう)黄香はあんりゃうといふ所の人なり。9歳の時母に後れ父によく仕へてちからをつくせり。されば夏のきはめてあつきおりには まくらや床をあふいで すすしめて 又冬のいたってさむき時には ふすまのつめたきことを…
父親の寝る布団を仰いで涼しくしておく黄香。貧しくて召使を雇えないので黄香が世話をしている、というところが親孝行らしいです。 童子に手を引かれてベッドに向かう老父。童子が小さすぎて支えになってないような。 冬には父親が寝る前に黄香が布団に入っ…
父親の布団を、冬は温め夏は扇で仰いで涼しくしている黄香。 子どもに支えられながら布団へ向かう父親。なぜかほんのり赤い。 ――― 輪王寺 糸割符燈籠の彫刻 終 ―――
黄香は九才にして母を失ひ父に使へる。元より家貧しくして召使ふ者なきゆへ 自ら力を尽くし夏の暑き頃は夕べに床を扇ぎ枕を清くし 冬の夜は身を以て床を暖め父を臥させける。
黄香。「扇枕事親」・・・枕を扇ぎ親に事(つか)ふる、って読むんでしょうね。 童子の肩を借りてヨタヨタと布団へ向かう老父の姿で描かれることが多い父親ですが、この絵では夕涼みしながら自分で扇いででます。息子の黄香がそんなに親の世話を焼く必要ある…
黄香。父親の蒲団を、冬は温め夏は仰いで涼しくした親孝行な人。 ↑団扇みたいなので布団の中を仰いでいますね。 こちらはお父さん。 さてこちらは、珍しい「黄香の親孝行を讃える立て札」。 「太守劉讙(りゅうかん)と云し人 札を立てて彼が孝行をほめたる…
黄香。父親の布団を仰いで涼しくしてます。
父親の布団を仰いで冷やしている黄香。「扇枕温衾」とは「夏には枕もとで扇であおいで涼しくし、冬には自分の体温で親の布団を温めてから親を寝かせる」という意味だそうです。 蚊に刺されまくるより、ずっとソフトな親孝行。
布団を仰いで冷やす黄香。
布団を仰いで冷やす孝行息子は黄香。
さて、この彫刻。「黄香」です。神社においてあったチラシ「二十四孝の彫物」の裏面「配置と解説」にも、この彫刻「黄香」の解説として「9歳に母を亡くし、父に孝を、夏は枕席を扇ぎ、冬は身をもって温めた」と書いてあります。でも・・・黄香がいません。 …
黄香はお父さんと二人暮らし。そして孝行を尽くしました。 じゃあお父さんをベッドに運んでいるこの少年はだあれ?通いのお手伝い少年?お父さんを運ぶより、床を仰ぐほうがラクそうだなあと思います。黄香より、この少年のほうが頑張ってるような。
19.黄香 暑い夏には父親の布団を扇いで涼しくさせ、冬には自分の身体で温めておいてから父親を寝かせた親孝行な黄香。 左手の指の動きが細かい。 童子の肩を借りて寝床へ向かうお父さん。
後漢の時黄香は字を文強といへり 九歳の時母を失ひて 恋したふ事いたつて しんせつなり 同郷の人その孝なるをほめしとなり 黄香身をくるしめつとめて父につかふ 夏のあつきには父のねと(ろ?)をあふぎてすずしからしめしと也 簟は竹にてあめるむしろなり …
黄香 扇枕温衾「枕を扇ぎ 衾(ふすま)をあたた(む)」 黄香は(あんりゃう)と云所の人なり 九歳のとき母におくれ 父によく仕へ孝行をつくせり さればきはめて夏の暑きをりには 扇の風にて床を涼しめ 枕を冷やして父をいねさせ また冬の寒き時には我が身を…
黄香 扇枕温衾 「枕を扇ぎ 衾(ふすま)をあたた(む)」後漢の黄香 字は文彊(ぶんこう) 経典道学をよくするをもって その名高し 九才のとき母を失ひ 父に仕えけるが もとより 家まづしく めしつかひ なければ みづから力をつくし 夏の暑きころは ゆふべに…