2019-01-01 千手院観音堂の彫刻・12 漢文帝 漢文帝(かんのぶんてい) 鹿沼市 千手院観音堂 母親に薬やお茶を運ぶ漢文帝。母親は右手に扇を持っているようです。漢文帝の後ろで何か運んでいるのは童子ですね。運ぶ二人が「男性+童子」の組み合わせは「丁蘭」にはないような気がします。「丁蘭」は夫婦で運ぶか、もしくは丁蘭単独で運ぶか。夫婦で運ぶのは「漢文帝」も「丁蘭」も、両方有り。ややこしい。 家具に装飾もあって、良い暮らし向きのお屋敷ですね。漢文帝がかぶっているのは皇帝の冠のようです。