朱寿昌 棄官尋母「官を棄てて 母を尋ぬ」 朱壽昌は七歳のとき父其の母を去りけり さればその母をよく知らざりければ このことを嘆き侍れども つひに合はざること五十年におよべり あるとき壽昌官人なりといへども 官禄をも捨て 秦といふ所へ尋ねに行きけると…
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