二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

相州真鶴 貴船神社・1 漢文帝

祖霊社、右側の脇障子。階段の前に男性が一人。これはだあれ。

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帽子がうさぎみたい。

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神社で見ていた時は気づきませんでしたが、画像を見ていたら、脇障子の右側に木の札がありました。

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うすくて分かりにくいのですが、文字が見えます。

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書かれているのは「清朝二十四孝 親嘗湯薬  親(みずか)ら 湯薬を嘗(な)める」だと思われます。

ということで、「親嘗湯薬」といえば漢文帝。漢文帝と特定できました。

 

母親の太后や漢文帝の奥さんなどが登場しない、階段と文帝のみの絵柄は八千戈神社や三嶋大社にも見られますね。

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↑八千戈神社。ウサギみたいな帽子も一緒。

 

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三嶋大社。階段の前に文帝。