玉蘭貞秀(1807~没年不明)、玉蘭斎(ぎょくらんさい)貞秀・歌川貞秀といろんな名前のある絵師さんの二十四孝をご紹介していきます。国立国会図書館デジタルコレクションには残念ながら15枚しかありませんでしたが。
母の薄太后に食事を運ぶ漢文帝。
国立国会図書館デジタルコレクションより
漢文帝
漢の文帝はすでに天子にましますゆへ 百官仕え奉るにより
何一つ事欠き給ふことなしといへども
母君に孝行にましまして常の食事も自ら試みてすすめ
他人の手にかけ給ふことなし
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国立国会図書館デジタルコレクション書誌情報での古典籍区分は「錦絵」となっていました。錦絵とは「浮世絵の多色刷り木版画の総称」だそうです。やっぱり色が付いていると見やすいですねー。