二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

老莱子(ろうらいし)

八千代市 飯綱神社の彫刻・1 老莱子

老莱子の服のリボンのたなびき加減が好き。子供たちの動きも躍動感があるしお父さんが一杯飲んで息子の踊りを眺めているところも自然でいい感じ。 ↓こちらは匝瑳市・飯高神社の老莱子。老莱子をはさんで、両親と子供たちの位置が飯綱神社の彫刻とは反対にな…

匝瑳市 飯高神社の彫刻・17 老莱子

17.老莱子 老莱子の年老いた両親。 ↑こちらは埼玉県蓮田市・高虫氷川神社の老莱子の両親。お父さんが杖を持っているところが一緒ですね。 踊る老莱子。 子供たち。鳴り物でにぎやかに遊んでいます。 ↑こちらは八千代市・飯綱神社の老莱子のこどもたち。飯高…

初頴日記故事・17 老莱子

周の世に老莱子といへる人は楚国の人なり いたつて親によくつかへたりと也 二人の親に食をすすむるに 甘脆(かんぜい)の物をゑりてたてまつりしとなり 甘は甜なりとて口にうまき味有もの 脆とはやはらかなる食物をいふ 老莱子年七十になりても二親のまへに…

女庭訓・3 老莱子 

老莱子 戯綵娯親「戯綵(ぎさい) 親をたのしましむ」 老莱子は二人の親に仕たる人なり されば老莱子は七十にして 身にいつくしき衣をきて をさなきもののかたちになり まなびたはむれ 又親の為に給仕するとき わざとつまつき ころびなどし 幼きものの泣く様…

修身二十四孝・19 老莱子

老莱子 戯綵娯親 「戯綵(ぎさい) 親(しん)をたのしましむ」若きときより 孝行を尽くしけるが その身すでに七十にあまりけれども 父母猶存命なりしかば 我が老するを 父母の前へ あらはしては その身の老を悲しみたまふらんと思ひ わざと子どものやうなる…

漢土二十四孝伝・22 老らい子(ろうらいし)

老らい子は周の世の人なり。歳七十にして二親を持てり。親に仕ゆるに常の食物も子供の如く{十に及べども}年老ひたると厭はず。 衣服も子供の如く、わけも無き遊び戯れをなして二親を慰め{きうぢ}などにわざと躓き転びて持ちたるものを落とし子供の如くわ…