二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

董永(とうえい)

府馬愛宕神社の彫刻・13 董永

「董永さん、さようなら〜」と天女が去っていく図。 「行かないで〜」という声が聞こえてきそう。董永の膝のあたりには天女の織った反物。しばらくは食いつなげそうね。 天女の頭に合わせて木の枠が切り取ってある。なぜこういうことになったんでしょうね。

千手院観音堂の彫刻・21 董永

貧しい董永を助けた天女がカラフルな雲に乗って去っていくシーン。

八千代市 飯綱神社の彫刻・8 董永

こちらも二つのお話が並んでます。中心の大木を挟んで左が董永、右が蔡順。 短期間ですが織姫と夫婦になれた董永。ずっと一緒にいられたらよかったのにね。

稲敷市 大杉神社の彫刻・3 董永

天に帰る織姫を見送る董永。 さて大杉神社は「日本唯一夢むすび大明神」だそうです。 でもHPのトップページで「大明神」が「大名神」になっているのが気になる〜。「だいみょうじん」で漢字変換すれば「大明神」と出てくるんだけどなあ。「だいみょう・か…

匝瑳市 飯高神社の彫刻・6董永

6.董永 父親の葬儀代を稼ぐ董永の前に現れた天女は機織り名人。美しい布を織って董永の雇い主に借りを返した後、天へ帰っていきました。 董永が膝のあたりに反物を広げているところのようです。あまり反物っぽく見えない。 天女が機織りの道具を持っていま…

初頴日記故事・6 董永

漢の代の董永字は延年といへり 貧しき中にて父死しければ 身を売りて身のしろの銭にて 棺槨を買ひ 父の葬をなし それより主人のもとへ行 償工と人夫てまの役を償ひにゆかんとする道にて 一人の女にあひたり この女董永が妻とならんといひしゆへ つれだちて主…

女庭訓・13 董永

董永 売身葬父「身を売って父を葬(をさ)む」 董永はいとけなき時に母に離れ 家貧にして常に人に雇はれ農作をし 賃を取りて日を送りたり 父老いて足もたたざれば 小さき車を作り 父を乗せて田のあぜにおいて養ひたり ある時父に遅れて 葬礼を調ひたく思ひ侍…

修身二十四孝・6 董永

董永 売身葬父 「身を売りて父を葬る」董永は後漢の人なり 早く母を失ひ 父に仕へて孝心なり 父死してをさむべきたよりなく 日頃雇はるる主人のもとにいたり 銭十貫文を借りて 長く その家の僕たらんと約し 銭を得て 父を をさむ かくてその家へ いたらんと…

童子教・6董永

董永売一身 備孝養御器 ”董永は一身を売りて孝養の御器を備ふ” 孝子伝に董永は漢の人なり。家貧しふして人に雇はれて耕作をしたり。毎日一人の父を車に乗せて引きありきつつ農行をつとむ。かくて父死したりしが、その身を主人に売りて銭十貫を借り、それにて…

漢土二十四孝伝・7 董永(とうえい)

董永は後漢の人なり。幼きとき母に別れ一人の父に仕へて孝なり。家極めて貧しければその身人に雇はれ、いささかの賃銭を取りて父に孝行を尽くしけるが、父死して葬ることあたはず、董永はこれを嘆きある。富たる人に銭千貫文を借りて葬りらんとす。かの者申…