漢文帝と丁蘭の彫刻は見分けにくいですが、この母親も「生きてる母親」なのか、「木彫りの母親」なのか、悩みます。でも文帝の後ろにいるのが童子なので漢文帝なんだろうなあ、と。丁蘭なら妻がついてくることがあっても童子がついてくることはない筈。
ということでこちらは文帝のお母さまでいらっしゃいますね。扇を自分で持っていたり童子に扇いでもらってたりしてると文帝のお母さんだとすぐわかるんですが。こういう両手の組み方をしている丁蘭の母の木像も多いので、判別に苦しみます。カーテンの模様は鳥がはばたいている柄のようです。