二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

朱壽昌(しゅじゅしょう)

稲敷市 大杉神社の彫刻・8 朱壽昌

長い間離れて暮らしていた親子の感動の再会。 お母さんの杖は下半分が折れて欠損していますね。

初頴日記故事・15 朱壽昌

宋は国の名 朱は姓 壽昌は名 うみの母劉氏は父の妾なり 本妻に妬まれ 朱家を出て外に嫁したり 壽昌七歳の時母にわかれてより 五十年母にあはず 神宗といへるは 帝の諡(をくりな)なり この時官位を捨てて秦の国に行き 母をたつねんとするに 在ものとちかつ…

女庭訓・16 朱壽昌

朱寿昌 棄官尋母「官を棄てて 母を尋ぬ」 朱壽昌は七歳のとき父其の母を去りけり さればその母をよく知らざりければ このことを嘆き侍れども つひに合はざること五十年におよべり あるとき壽昌官人なりといへども 官禄をも捨て 秦といふ所へ尋ねに行きけると…

修身二十四孝・12 朱寿昌

朱寿昌 棄官尋母 「官を棄て 母尋ぬ」七歳のころ 父あらたに美女を求めて 寿昌の実の母を去りけり ここにおいて 悲しみ嘆くこと 限りなく もとより 孝心深きものなりければ 朝夕なに 事につけても 実の母を慕ふ心は 至て切なれども 色にも表さず 父と後の母…

漢土二十四孝伝・18 朱壽昌(しゅ じゅしょう)

壽昌は宋の世の人。母は七才の時父に離別せられて他へゆきたりしが壽昌成長して神宗帝に仕へけれども生みの母を知らずして一日も孝養をなさざるは不孝なりと嘆き、常々これを心よからずおもひたりしが、あまりの懐かしさに貫禄を捨てて、そことも知らぬ母を…