(以下2021/12/26追記)
仲由っぽくない彫刻だと思っていましたが、どうやらこれは「仲由」ではなく「張孝張礼」のようです。
↓葛飾戴斗の、この絵を参考にしたものと思われます。
(The British Museumのデータベースから画像をお借りしています)
剣を振り回す盗賊、襲われる人、丸い月、右端で右手を広げて山道を登ってくる子。三嶋大社の彫刻ではわかりにくいのですが、盗賊の左足の下には張孝兄弟のうち一人が伏しているものと思われます。
ーーーー追記終わりーーー
(ここから下は2019年10月4日に投稿した内容です)
仲由。
彫刻を見ると仲由は米袋は背負わずに、剣だか木刀だかを振り回しています。解説の文章を書いたかたは、彫刻の実物もしくは写真をご覧になってないんでしょうかねー。画面左側にある巨大パイナップルみたいなのがお米の入った籠なんでしょうか?
「助けてー」と手を広げている?人物。仲由(子路)は血気盛んなタイプなので、米泥棒(?)を自力で追い払っているところなんでしょうか。でもあまり泥棒っぽくない服だし、違うかな。まん丸いのは月かな。
こちらは手持ちの中国の本の「仲由」。米袋を背負った仲由が実家に行く、この構図が多いようです。仲由の背負うお米は日本の絵や彫刻では米俵、中国の絵だと布の袋に入ってることが多いようです。(中国って米俵はないそうですね)