紹介する成田山の二十四孝の彫刻もだんだん残り少なくなってきました。こちらは左が仲由、右が陸績。
仕事で出世し財を得て晩年は豊かな暮らしを送る仲由。思い出すのは父と母。
たくさんの食器が並ぶテーブル。けれど仲由は、米を背負って運び必死で働いて父母を養っていたころの質素な食事を思い出しているのでしょう。
別アングルからもう一枚。生活が豊かでも両親がいないことを嘆いている仲由。
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(2022年7月追記)
岡田玉山の挿絵とよく似ています。
食事を運びながら渡り廊下をやってくる女性もちゃんといました。