2019-01-01から1年間の記事一覧
左から輝く釜、掘り当てた郭巨、子を抱く妻。 郭巨の右手が不自然なので、鍬もしくは鋤の柄が破損しているのでしょうか。
反対側にも彫刻があるのだけれど、立ち入り禁止なので見られない。残念。
振り返りながら逃げる虎、追いかける楊香、木に隠れる父親。鉄板の構図。(2016年12月撮影) ――― 御香宮神社の彫刻 終 ――― 書籍「二十四孝 (中野市右衛門1632)」の4「楊香」。
左が赤ちゃんを抱いた母親、右が郭巨。母親の前の地面からちょこっと頭が覗いているのが黄金の釜でしょうね。 (2016年12月撮影)
唐夫人。 左の子供は首の部分が破損しているようですね。(2016年12月撮影)
孟宗。 黄色部分がタケノコ。中心の人物が孟宗ですね。竹の葉の上に雪が積もっているのがわかりますが、孟宗の腕の様子がよくわかりません。破損があるんでしょうか。ところどころ折れてる部分もあるようです。 (2016年12月撮影)
楊香。 勇敢な楊香が虎に飛び掛かっていくところ。自分の身を投げ出して父の命を救う楊香。虎は感動して去っていくのでした。 (2016年4月撮影) ――― 富塚鳥見神社の彫刻 終 ―――
唐夫人。 こちらのおばあさんは椅子に座っているので、有明山神社 の四つん這いより楽そう。(2016年4月撮影)
巨。 黄金の釜を発見して、天に手を合わせて感謝する郭巨。右手には赤ちゃんを抱いた奥さん。 (2016年4月撮影)
郭巨。脇障子の左右二枚で一つの場面を構成する彫刻ですね。 ↑釜を掘り出した郭巨。 生活苦のために埋められそうになった我が子を抱く母。黄金の釜があればもう生活安泰。安堵の微笑み。 (2017年5月撮影) ――― 蓮田市 高虫氷川神社の二十四孝の彫刻 終 ―――
董永。お別れのシーンですね。 天女は雲の上に乗ってます。天女も名残惜しいのか、董永のほうを振り返っています。 織姫は素晴らしい反物をたくさん残してくれました。感謝して見送る董永。(2017年5月撮影)
閔損。閔損につらくあたっていた母親を追い出す父。 ↑子ども二人の手をひいて家を出される継母。 父親の足元にすがってなだめる閔損。 (2017年5月撮影)
大舜。 大舜は鍬を脇に置いて、象に作業の指示してるんでしょうか。 鳥が雑草を抜いてくれてます。ちゃんと草を咥えて彫られてますね。(2017年5月撮影)
孟宗。 何度見てもボトルワインに見えてしまう。 (2017年月撮影)
楊香。籠が吹っ飛んでいます。 (2017年5月撮影)
老莱子。子供のフリして踊ってます。いや、あなた髭生えてますから。 (2017年5月撮影)
卓球みたいなことして遊んでるようですね。一人で。派手な服着て。(2015年9月参拝)
恐ろしいトラから父を守る楊香。 でも楊香とトラの表情がなんとなく楽しそうに見えてしまう。(2015年9月参拝)
おばあさんの姿勢が大変そう。(2015年9月参拝)
ブログ記事の見直しのため、再掲です。2015年9月参拝。 釜が光っているところですね。釜は彫られてない感じ?この角度からは見えないだけ?
王祥。「剖冰捕鯉」・・・どう読むのが正しいのかわかりませんが、氷を割って鯉を捕まえる、という意味ですね。「剖」は解剖の「剖」。この字の意味は「二つに割る」「わける」「さく」などだそうです。 ということで、男性が氷を割って鯉を捕まえています。…
楊香。「扼虎救父」・・・虎をとらへて 父を救ふ。 大きなトラの背にしがみつく楊香。絶体絶命危機的状況。
えん子。「鹿乳奉親」・・・鹿乳(ろくにゅう)親(しん)に奉る。 親の眼病に効くという鹿の乳を集めに来たえん子。狩人に状況説明中。紛らわしい恰好してるんじゃねーよ、と狩人に怒鳴られてそう。
仲由。「負米養親」・・・米を背負いて親を養ふ。 仲由がお米を背負って家への階段を上っていきます。家の前で待っているのはお母さんでしょう。やはり中国の絵では米俵ではなく布の袋ですね。日本人が予備知識なしでこの絵を見たら、袋の中にお米が入ってい…
蔡順。「拾椹供親」・・・椹(桑の実)を拾ひ 親(しん)に供す。 両手に実のたくさん入った籠を持って、帰宅途中に盗賊に出会った風情。 籠の一つは青っぽい実が、もう片方は紫っぽい実が入っています。左手に下げている籠の実が熟したほうですね。今まで読…
黄香。「扇枕事親」・・・枕を扇ぎ親に事(つか)ふる、って読むんでしょうね。 童子の肩を借りてヨタヨタと布団へ向かう老父の姿で描かれることが多い父親ですが、この絵では夕涼みしながら自分で扇いででます。息子の黄香がそんなに親の世話を焼く必要ある…
曽參。「躬盡子職」・・・なんて読めばいいのかしら。 木の前に立つ老婆と薪をたくさん運ぶ男性。母親は指を噛んでいるようには見えないし、男性も特別慌てて帰ってきたようにも見えないです。家にいるはずの来客も描かれていません。男性、老婆、薪の最低限…
董永。「売身葬父」・・・身を売りて父を葬る。 天に帰る天女を見送る董永のシーンが多いですが、これは珍しく二人で仕事をしています。女性は天女っぽくないですね。働き者の若夫婦という感じ。 二人の背後には出来上がった籠と織物が積まれています。美し…
閔子騫。「単衣順母」・・・単衣(たんい) 母を順(じゅん)にす。 馬の前で寒さに震える少年(閔子騫)と、少年の肩に手を置いて話しかける父親。 真冬だというのに息子の服が薄くて粗末なことに父親は気が付きます。再婚相手が義理の息子の閔子騫につらく当…
老莱子。「戯綵娯親」・・・戯綵(ぎさい) 親(しん)をたのしましむ。 老莱子は楽器や玩具を持って踊っているか、運んでいるを水をこぼして泣きわめいているか、どちらかのことが多いです。この切手では後者、水をこぼしてギャーギャー騒いでいる老莱子。…