姑にけなげに尽くす姜詩の奥さん。3人いるうち、右側の嫁と中央の姑の顔がありません。
右側で柄杓を手にしているのが姜詩のお嫁さん。
手の下で二つ丸っこいものが見えてますね。鯉二匹ですね。
二十四孝の欄間や蟇股の彫刻では小柄な人だと下から見上げても見えないアイテムがいくつかありますが、姜詩の鯉もその一つですね。あとは郭巨の釜、陸績のミカンなど床や地面に転がっているものは背が高くないと見にくいです。
「二十四孝諺解」より 国文学研究資料館所蔵 クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 ライセンス CC BY-SA
滑河観音の彫刻も左手には水を汲む桶を持ってたものと思われます。