二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

書籍/繪本廿四孝 (鳥居清経画1774)・20 これは誰でしょう

20番目はこちらの方ですが・・・。

漢文帝みたいですが、彼は2番目ですでに紹介しています。ということはこの絵のタイトルは・・・。

ARC古典籍ポータルデータベースより

これが丁蘭でした(マジ?)

丁蘭
河内の人なり 十五の年母におくれ母のかたちを木ぞうに造り 朝夕つかふ 妻ひをともすとて 木像の面をこがす はれ膿出ける 妻木ぞうを外へ出してわびければ一夜にもくぞう みづから内へはいりしとなり 是孝行の念力なるゆへ也

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えー、これは母の木像だそうです。木像になんで介助が必要なんでしょうか。飲み物もお供えするというより飲ませようとしているように見えます。木像を焦がそうとした意地悪嫁は絵に登場しません。いやこれ漢文帝の絵ですよね??