9人目は姜詩。水辺にいるのは男性みたいですね。ということは奥さんではなく姜詩本人ですか。いやそれが当然なんでしょうけど。後ろにいるのは母親ですよね。こき使われてる奥さんがいないと不思議な感じがします。
烏帽子をかぶったおじさん・・・ですよね。鯉は二匹ですね。
国立国会図書館デジタルコレクションより
姜詩
舎側甘泉出 一朝雙鯉魚
子能知事母 婦更孝於姑
姜詩事母至孝 奉順尤篤
母好飲江水 妻出六七里
沂流而汲 姑嗜魚鱠
夫婦常力作供鱠
呼鄰母共之 舎側忽有湧泉 味如江水
毎旦輙出雙鯉魚以供二母之膳
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さて前回の書籍「全相二十四孝詩選/郭居敬」の姜詩がこちらです。
上の絵のように右側の人が姜詩なら、真ん中の人は奥さんということになりますね。
うーん、どちらが女性かわかんない。いちばん男性っぽいのは左の人物なんだけど、この人は上の絵とほぼ同じポーズで、姜詩の母親ですもんね。