二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

姜詩(きょうし)

匝瑳市 飯高神社の彫刻・5姜詩

5.姜詩 姜詩の妻。姑のために夫の命令で毎日遠くまで水を汲みに行かされた人。顔を出している魚は鯉です。毎日二尾ずつ泉から飛び出してきたそうです。 右が嫁に指図して水を汲ませている姜詩のお母さんですね。左の人物は女性のように見えるけれどやっぱ…

初頴日記故事・20 姜詩

後漢の代に姜詩といへる人 母に孝あり 妻はホウ盛といふ人の娘也 この妻姑につかへてよくつくしめり 母うまれつき江水をのまんことをこのめり 妻六七里の遠きにいたりて汲て母に与ふ 母魚の膾をこのむ 夫婦つねにつとめて なますをつくり 母にそなへ 隣家の…

女庭訓・6 姜詩

姜詩 湧泉踊鯉「泉湧きて鯉踊る」 姜詩は母に孝行なる人也 母常に江の水を飲みたく思ひ 又なまうをのなますを好めり すなはち姜詩妻にいひつけ 六七里へだてたる江の水を汲ませけり (もろこしは六丁一里也)妻も姑に孝行にて かの水を汲み また生魚を求め …

修身二十四孝・18 姜詩

姜詩 湧泉踊鯉 「泉湧きて鯉踊る」後漢の人なり 母に仕へて至孝なり その妻ホウ氏もまた姑に孝行を尽くしける しかるに母 井の水を嫌ひ 江の水を飲むことを好む この家 近くに清き江の水なきによりて 日々ホウ氏遠きより 水を汲み来たり 母にすすめける ある…

童子教・2姜詩

姜詩去自婦 汲水得庭泉 ”姜詩、自婦を去って 水を汲みしかば 庭に泉を得たり” 後漢書にみへたり姜詩は廣漢といふところの人なり。母につかへていたって孝行なり。妻も又姑につかふることはなはだあつし。しかるに姑、魚の膾(なます)を好み、また井(いど)…

漢土二十四孝伝・23 姜詩(きょうし)

姜詩は後漢の世、廣漢の人なり。父を失ひて一人の母に仕へ考道至極せり。妻のホウ氏(ほうし)も姑に仕ふるにまめやかなり。その母常に三十町ほど離れたる江湖の水を好めり。妻ホウ氏常に行きてその水を汲み来たる。また母魚なますを好めり。夫婦常に整へて…