さいたま市調神社・2 丁蘭（たぶん）

さて「郭巨」の左の、この彫刻は悩みました。

パッと見、木を切り倒そうとしている「田眞兄弟」かと思いましたが。でも人物が二人しかいないし、右の人は必死に止めようとしている感じ。右の人物は女性のようにも見えます。

田眞兄弟の彫刻なら３人いるはずですよね。そしてよく見ると左の男性はカーテンのある祠のようなところの前にいます。

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これは「女庭訓」の「丁蘭」の挿絵です。丁蘭の不在時、隣人の男性が丁蘭の両親の木像を叩きに来たところです。左にいるのは丁蘭の奥さん。この絵と調神社の彫刻はよく似ているので、おそらく「丁蘭」だと思います。