2024-01-09 玉蘭貞秀画 二十四孝・3 曽参 曽參(そうしん) 錦絵/二十四孝 玉蘭貞秀(1800年代) 薪を担いで山道を駆け下りる曽参。 国立国会図書館デジタルコレクションより 曽参孔子の御弟子にて大孝行の人なり あるとき山へ入り 木を伐りてありけるが 折節母の親しき人来たりければ もてなしたく思へども曽参がゐざれば 早く帰れかしと指を噛みければ 曽参山にありて胸にこたへ 早速帰り来たりとぞ ーーー 左に見えるのが母の待つ我が家ですね。お客さん帰っちゃう前に曽参は家に着けたかな。