これは江革ですよね。二十四孝の中ではあまり見ない彫刻の江革なのに顔がない・・・。
さて今ままで読んできた江革のお話をまとめると、
「1.江革と母親の住んでいる地域が戦乱で不穏になったため、母を背負ってよそへ避難」
「2.途中山賊に襲われたので命乞いして助かる」
「3.その後故郷が落ち着いたので母を車に乗せて帰郷」
という3つのシーンのうちのどれかが江革の彫刻に取り上げられているようです。この不動堂の彫刻は3の帰郷シーンになるのでしょうね。奥の家は懐かしの我が家ということで。ゴールは目前。
車に乗っているの江革の老母も顔を壊されて悔しい思いをしていることでしょう。