王祥は晋の世の人なり。継母朱氏に仕へて孝なり。継母は心きたなく王祥を憎みて我が産みの子王覧をのみ愛しけれども王祥は孝行の志を崩さず。あるとき冬の日に生魚を食せんことを望む。王祥池に行きてみるに氷閉ぢて魚を求むるにたよりなし。されども王祥は…
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