2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
大木を眺めている3人の男性。田眞兄弟。 伐られそうになって悲しみで枯れてしまう大木。でも伐採中止になったことを知って生き返る。
祭壇を整え、北斗七星に祈る男性。 北斗七星・・・よね?星が七つあるし。でもちょっと形が違う・・・。柄杓の、水を溜める部分が彫刻でははっきりしないんだわ。 後ろにいるのは女性みたいですね。奥様かしらね。 星はこのように彫られています。
愛おしそうにタケノコを眺める孟宗。 右の小さいタケノコ(竹3本の根元の)は落っこちそうになってるような気がする。
「董永さん、さようなら〜」と天女が去っていく図。 「行かないで〜」という声が聞こえてきそう。董永の膝のあたりには天女の織った反物。しばらくは食いつなげそうね。 天女の頭に合わせて木の枠が切り取ってある。なぜこういうことになったんでしょうね。
黄金の釜と拝む男性、赤子を背負う母。貧しい夫婦は夫の母親を養うために赤子を埋めようとしました。子供はまた授かるから、と。 子供を埋めるつもりではなく、善良な夫婦が畑仕事をしていたら金の釜を掘り当てた、という話だったらなあ。 郭巨のわきにおか…
長い間生き別れていた母と息子の対面シーン。 母親の杖は途中が破損してますね。
この府馬愛宕神社の玉垣は二十四孝の彫刻と、それ以外の彫刻が混在しています。これは子供が遊んでいる場面ですね。左二人は獅子舞で遊び、右の二人は楽器で演奏しています。右から二人目の子は右手に何か鳴り物を持ってたのかな、と思います。
これは寺社彫刻でちょくちょく見かける題材ですね。子供の頃、遊んでいて水瓶に落ちた友達を救うため、咄嗟に石で瓶を割った温公。 左から2番目の子が温公ですね。 ほかの社寺の温公瓶割りの彫刻を3点紹介します。 こちらは船橋海神の龍神社の彫刻です。右…
雷ゴロゴロ、雨に濡れるのも厭わず墓前に向かう王ほう。 この鳥は何?なんでここにいるの? この雷神は太鼓をたくさん背負ってますね。 雲がわき稲妻が走る表現が上手。
3人の子供と花で溢れた車。これは二十四孝にはない題材ですね。 左の子は鳴り物、真ん中の子は扇を持っています。縁起のいい柄で、着物に用いられたりするそうです。描かれた物語の背景などに思いを巡らす必要もなく、こういう純粋に華やかで楽しそうな彫刻…
さて私は江革の彫刻を見たことがない。 書籍の挿絵だと江革は母親を背負ってたり車に乗せてたりするから、江革の彫刻もそういう場面だとわかりやすいんだけど。 母を連れて移動中、賊に襲われ連行されそうになる江革。老いた母を一人置いてはいけないと哀願…
一瞬「受胎告知」かと思いましたが「蔡順」。お団子頭は男性なのか女性なのか悩みます。 [」 カゴが二つとモモ肉があるから「蔡順」ですね。お肉の向こうにあるのは米俵でしょうね。
虎に勇敢に立ち向かう楊香。 一方こちらは情けない恰好のお父さん。まあ誰だって虎と出くわしたら逃げますけどね。見た感じ結構高齢のお父さんのようですしね。
水を汲む人がいる彫刻は姜詩。 水を汲んでいるのは例によって姜詩ではなく奥さんのほうかな。 魚が泳いで近づいてきています。
少年と象と鳥。大舜ですね。 大舜の鍬が見当たらない。破損してしまったのかな。 象の肩と足元に鳥が。大舜の彫刻の鳥はゴージャスな鳳凰タイプだったり、雀だったり。この鳥は鳩タイプですね。 象の肩の上の鳥は首が、そして足元の鳥は翼が破損しているよう…
お父さんの枕元に座る呉猛。お父さんも呉猛も扇を持っているようです。お父さんは寝てます。 呉猛の前には大きな花瓶みたいな壺。何か燃やしている? 何を燃やしてるんでしょうか。虫よけの類でしょうか。お父さんに燃え移りそうで怖い。
JR成田線小見川駅。ここから千葉交通府馬線のバスで向かいます。小保内バス停下車。 新しそうな鳥居。 拝殿の彫刻も凝ってますね。 雨引観音・千手山公園の彩色された彫刻に見慣れてきていたので、色のない彫刻が逆に新鮮に思えてしまいました。
父を守りトラを追いやる楊香。 ・・・千手院観音堂 終・・・
黄金の釜を見つけた若夫婦と、口減らしのために親に埋められる寸前で命拾いした赤ちゃん。
タケノコ掘りしている孟宗。
貧しい董永を助けた天女がカラフルな雲に乗って去っていくシーン。
唐夫人。この彫刻は説明がないとどんな親孝行なのかわからないと思う。
老いた両親の前で踊る老莱子。鳴り物で親孝行に協力する子は近所の子でしょうか。「変な親子だなあ」と思ってるんでしょうねー。
中心の女性が木の像なのか、それとも生きている母親なのか。漢文帝の彫刻と迷うところですが先に漢文帝(千手院観音堂の彫刻・12)があったのでこちらは丁蘭だと思うわけです。等身大の木像っていうのは人と紛らわしいなあと思います。
川に液体をダーと流し込んでいる身なりの良い男性、黄山谷。病床にいるのは母親ですね。召使にはお茶や薬などを運ばせ、自分は母親のお小水の処理をする孝行息子。
大木の周りに三人の男性。田眞兄弟。
桑の実を拾っていたら盗賊に襲われた蔡順。熟した実は母親用、まだ青くて硬いのは自分用と籠を分けていました。それを知った盗賊は感動して肉と米を蔡順にプレゼント。
布団を仰いで冷やす黄香。
夫婦喧嘩の仲裁をする閔損。喧嘩の原因は前妻の子である閔損に対して後妻が冷たく当たったから。でも閔損は義母を許すよう、父を説得します。
母親に薬やお茶を運ぶ漢文帝。母親は右手に扇を持っているようです。漢文帝の後ろで何か運んでいるのは童子ですね。運ぶ二人が「男性+童子」の組み合わせは「丁蘭」にはないような気がします。「丁蘭」は夫婦で運ぶか、もしくは丁蘭単独で運ぶか。夫婦で運…