さて私は江革の彫刻を見たことがない。
書籍の挿絵だと江革は母親を背負ってたり車に乗せてたりするから、江革の彫刻もそういう場面だとわかりやすいんだけど。
母を連れて移動中、賊に襲われ連行されそうになる江革。老いた母を一人置いてはいけないと哀願したところ賊は孝心に免じて二人を解放してくれた、という話。
右手から泣いている人、真ん中に一人、そして左に立ってる人。左の人は頭巾みたいなのかぶってる。老婆かと思ったけれど、盗賊なのかしらね。武器持ってたり怖そうな仲間がいてくれると盗賊らしくていいのに。
北斎の描いた「江革」が、「盗賊一人」対「ひれ伏す二人」で、この彫刻と似てる。なので江革と判断していいのかなー。