さて今日はこちらの彫刻です。「丁蘭」です。
左の祠の中には小さな像が二つ。丁蘭の両親をかたどったもの。
「丁蘭」の話を知らない人がこの彫刻を見たら、中央で棒を振り回す人が丁蘭だと思っちゃいそう。
そして右上の女性は、乱暴な夫から像を守ろうとする健気な丁蘭夫人だと思ってしまいそう。
岡田玉山の「丁蘭」。詳しいお話はこちらをご覧ください。
絵本二十四孝(岡田玉山)「ARC古典籍ポータルデータベース」arcBK02-0319より
ということで、この暴徒は丁蘭家の隣人の張叔さんでしたー。
丁蘭は不在です。