董永。主役の董永は画面右上の遠いところにいます。
拡大しないとよくわからない存在。何か農具を担いで帰ってきた様子の董永。
元にしたと思われる岡田玉山の挿絵では織姫のそばにいるのにね。
絵本二十四孝(岡田玉山)「ARC古典籍ポータルデータベース」arcBK02-0319より
彫刻では無理やり後ろを向かされている織姫。赤い部分は椅子の足なんですよね。普通に椅子に座っているのに上半身は後ろ向き。
江革や曽参、黄香も挿絵では前を向いているけれど彫刻では顔の向きが変わってます。黄香は身体ごと挿絵とは反対向きになってますが。
どうしてもこちらに向いている顔を彫りたかったのかなあ。でも織姫の姿勢は無理矢理すぎるわ。