山で薪採りの最中、胸騒ぎがして急いで帰宅した曽参。束ねた薪を脇に置いて、母親の身を案じています。曽参の不在中に客が来た、というだけのことなんですけどね。親子の心が通い合った、というところが重要なポイントです。
国立国会図書館デジタルコレクションより
曽参
母指纔方齧 児心痛不禁
負薪帰未晩 骨肉至情深
曽子名參 字恭輿 其母一日有親客至
家貧無具 母齧其指
參採薪山中 忽心痛
即負薪以歸 跪母問其故 母乃云
ーーー
山で薪採りの最中、胸騒ぎがして急いで帰宅した曽参。束ねた薪を脇に置いて、母親の身を案じています。曽参の不在中に客が来た、というだけのことなんですけどね。親子の心が通い合った、というところが重要なポイントです。
国立国会図書館デジタルコレクションより
曽参
母指纔方齧 児心痛不禁
負薪帰未晩 骨肉至情深
曽子名參 字恭輿 其母一日有親客至
家貧無具 母齧其指
參採薪山中 忽心痛
即負薪以歸 跪母問其故 母乃云
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