郭巨。フライドポテトみたいな黄金がどっさり。
国立国会図書館デジタルコレクションより
郭巨
母を養ふに我が子は妨げなりとて 夫婦云ひ合わせ 我が子を埋めんと
したりけるに黄金の釜を掘り出しけり これより家富みて心のままに
母を養ひけるとぞ
ーーー
生活が苦しくて老母に満足な食事もさせてあげられない。若夫婦は解決策を話し合い、一人息子の殺害を計画。穴を掘ってたら黄金が出てきたのでリッチな生活ができるようになりました。
この話から何を教訓として学べばよいのでしょう。
「こがねの釜を掘りいだしけり」。器も中身も黄金ですね。黄金製の釜だけど中身は空っぽ、というパターンも多い中、これは一段と贅沢ですね。