二十四孝に会いに行く!

中国の親孝行な人たち・二十四孝に関するものを紹介していきます。

栃木市 太山寺観音堂・14 謎の二人

No.7No.9に続き太山寺観音堂で三番目のタイトル不明。さてこのお二人さんはどなたでしょう。前の人は男性のようですね。後ろの女性はお茶か何か運んでいます。

漢文帝っぽいんですけどねえ。でもこれが漢文帝だとすると栃木市 太山寺観音堂・7は漢文帝ではない、ということになりますよね。

上の彫刻と比べると、こっちの7のほうが漢文帝っぽい気がする。カーテンの向こうには母親らしき人物もいるしね。

 

別角度から。

↑前の人は何か持っているような・・・。

 

↑何も持っていないような・・・。

 

後ろ姿。背中に名前書いておいてくれると助かるのにね。

 

夫婦で何か運ぶ、というと丁蘭も考えられますが、丁蘭はすでに出ているので違うんですよね。この彫刻は漢文帝の母親・薄太后もいないし、漢文帝ではないのかな。じゃあ誰なのかしら。

 

あと考えられるのは庾 黔婁くらいかなあ?祭壇や北斗七星があれば庾 黔婁だと胸を張って言えるのに。

 

太山寺観音堂の彫刻とよく似ている作品の多い「二十四孝教近道」の庾 黔婁。

 

府馬愛宕神社の庾 黔婁。北斗七星も祭壇もあります。これなら悩まないですねっ。

 

 

星もない。祭壇もない。母親もいない。これが誰なのか、おわかりになる方、教えて下さい。よろしくお願いいたします。