No.7、No.9に続き太山寺観音堂で三番目のタイトル不明。さてこのお二人さんはどなたでしょう。前の人は男性のようですね。後ろの女性はお茶か何か運んでいます。
漢文帝っぽいんですけどねえ。でもこれが漢文帝だとすると栃木市 太山寺観音堂・7は漢文帝ではない、ということになりますよね。
上の彫刻と比べると、こっちの7のほうが漢文帝っぽい気がする。カーテンの向こうには母親らしき人物もいるしね。
別角度から。
↑前の人は何か持っているような・・・。
↑何も持っていないような・・・。
後ろ姿。背中に名前書いておいてくれると助かるのにね。
夫婦で何か運ぶ、というと丁蘭も考えられますが、丁蘭はすでに出ているので違うんですよね。この彫刻は漢文帝の母親・薄太后もいないし、漢文帝ではないのかな。じゃあ誰なのかしら。
あと考えられるのは庾 黔婁くらいかなあ?祭壇や北斗七星があれば庾 黔婁だと胸を張って言えるのに。
太山寺観音堂の彫刻とよく似ている作品の多い「二十四孝教近道」の庾 黔婁。
府馬愛宕神社の庾 黔婁。北斗七星も祭壇もあります。これなら悩まないですねっ。
星もない。祭壇もない。母親もいない。これが誰なのか、おわかりになる方、教えて下さい。よろしくお願いいたします。