2018-07-25 修身二十四孝・21 王ほう 王裒(おうほう) 書籍/修身二十四孝(1843) 王ほう 聞雷泣墓 「雷(らい)を聞きて 墓を泣く」王ほうは母に仕へて孝行なり 常にその心に背かず しかるにその母 雷を恐るること はなはだし されば 雷のもよふしあれば たとへ (えんほ) にありても かけつけて 母の心を慰めけるが 母死してのちも 雷の鳴るごとに 墓へゆきて 母人恐れ給ふな 王ほうここにあり(繰り返し符号) とて そのほとりを立ち去らぬとぞ